クルマの購入は一大イベント
クルマの購入って、一般的に結構一大イベントだと思います。
人生の中でも、そうそう何回もあることではないです。
あれやこれや悩む時間も楽しいのですが、値の張るものなので失敗はしたくないですよね。
そこで、去年僕がA3を買った時に、他に検討していたクルマを紹介して、クルマの購入を考えてる方に、少しでも参考にして頂けたらと思います。
BMW ミニクラブマン
まずはミニクラブマン。
買い替え考え出した時、このクルマが購入候補の筆頭でした。
全長4275 全幅1800 全高1470
「大きくてこんなのミニじゃない 」
と言われたりしているようですが、アウディA3より1回り小さく、取り回しのしやすいサイズだと思います。
僕がディーラーにお邪魔した当時は「36時間オーナー体験」というのキャンペーンをやっている最中だったので、それを申し込みました。
この企画は、普段自分が走っている道やシチュエーションで試乗することができるので、本当にありがたい企画でした。
じっくり乗らせて頂いたので、気づいた点を書き綴っていきたいと思います。
エクステリア
どこからどう見てもミニ、という個性あふれるエクステリア。
これだけ個性のあるクルマは、そうそうないと思います。
特にクラブマンは、ラゲッジのドアが観音開きになり、さらに個性的です。
利便性は低くなるかもしれませんが、デザイン的にはこちらの方が断然いいかと思います。
また、リアコンビネーションランプは、英国旗のユニオンジャック模様になっており、さりげなくイギリス発祥のクルマってことをアピールしています。
こういう細かなところにも、デザインに手抜き感が感じられないのは、素晴らしいです。
全体的におしゃれでカッコよく、品のある感じがします。
ミニは指名買いをする人が多いと聞きますが、それもうなずけます。
普通のミニ比べて若干、間伸び感があるのは否めませんが、それでもミニの中ではジェントルで大人っぽい感じがクラブマンの特徴です。
乗っている人がおしゃれに見えるクルマだと思いました。
インテリア
インテリアもミニワールド全開です。
大きく丸いセンターメーターや、飛行機みたいなトグルスイッチは、他では見ない独特の世界観です。
各部の質感も高かったですね。
いたるところのパーツが丸基調になっており、アウディA3の直線的でカクカクしたデザインとは、真逆の感じです。
可愛くてモダンですが、クラブマンはその中にもやはり、どこか大人っぽさが漂ってます。
またラゲッジもミニの中では大きく、十分実用性のあるものでした。
ドライブフィール
試乗車はディーゼルでした。
ディーゼルエンジンと言えば、音と振動が大きく、トラックをイメージする方も多いと思いますが、このエンジンは違います。
車外では確かにディーゼルらしい音はするのですが、車内ではそれとはわからないほど静かで感心しました。
「最新のディーゼルはすごい!」とある意味、概念が覆った感じでした。
ミッションは8速AT。
変速もスムーズで滑らか。とても気持ちのいいものでした。
またトルクがあるので、アクセルを少し踏むだけで、加速できます。
ただ、ロードノイズに関しては、少し大きいかなと感じました。
実際運転してみた感想は、やはりミニはデザインだけのクルマじゃないって感じた事です。
特に、このエンジンとミッションは素晴らしく、A3にもこれ積んで欲しいなと思うくらいの出来でした。
安全装備
安全装備で気になったのは、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
で、ミニの場合、車線を逸脱しそうになると、ハンドルを振動させて知らせる、だけにとどまるということです。
A3は、振動に加えて、レーンに戻すようハンドルをアシストしてくれます。
またACC作動時などは、手離し運転も可能なんじゃないかと思うくらい、レーンの真ん中をキープし続けてくれます。
この機能自体は、無くても困らないかもしれませんが、あると長距離移動時などの安心感が全然違うので、僕はオプションでもいいので、設定して頂けたらと感じました。
まとめ
これはもう、デザインが好みだったら買いです。
ではなぜ僕はA3にしたのか。
ミニクラブマンのインテリは質感は高いのですが、丸が多くどちらかというと可愛い感じです。
反対にA3のインテリアは、直線基調でシンプル、何となく近未来感が漂うかっこいい感じです。
どちらも個性的で、素晴らしいデザインだと思いますが、僕的には、A3のインテリアの方が、乗っていて落ち着くというか、しっくりきました。
でも、何度も言うようですが、ミニのあのエンジンとミッションは本当に良かったです。
ミニのデザインがお好きな方は、買って間違いなしのクルマだと思いました。
(ミニクラブマンに関しては、2024年2月5日をもって生産終了が発表されたようです。ただホームページを見ても2024年2月19日現在は、まだ販売はしているようなので、欲しいと言う方は、早めにお問い合わせされた方がいいかもしれません)