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人生を楽しむ

愛車遍歴 ジープ チェロキー

(引用:https://www.jeep-japan.com)

僕がジープ チェロキー(XJ)を買ったのは、今から25年以上前。

自身、初めての輸入車でした。

当時、今ほどクルマに興味はなかったのですが、雑誌か何かでチェロキーを見た瞬間に「ビビッ!」っときて、もう完全に心をもっていかれました。

一目惚れです。

 

ただその頃は、今より「輸入車は壊れやすい」「維持費が高い」と言われていた時代。

購入は相当迷いました。

色々悩みましたが、どうしても諦めきれない中、当時はホンダがチェロキーを販売していたので「ホンダが販売してるなら少しは安心かな」と謎の理由も手伝い(笑)なんとか購入に至りました。

エクテリアはバランスが最高!

無骨でカクカクとした見た目が、いかにも“4駆”って感じのエクステリア。

4駆といえば全高が高いイメージですが、チェロキーそんなに高くなく、その割に大きなタイヤを履いていて、その絶妙なバランスが最高にカッコよかったです。

今見ても惚れ惚れします。

 

車内は良くも悪くもアメリカンな感じ

ドアの開閉音は、国産車ともドイツ車とも違う「パンッ」ていう独特の音。

乗り込むと、シートはフワフワしていて、ドイツ車のカチッとした感じとは全然違うものでした。

 

当時のアメ車はガサツ でおおらかで、組み立て精度の問題なのか、走るとメーターパネルの辺りから、パーツ同士が擦れる「キュッ、キュッ」て音が、買った当初からしてました(笑)

また、これも買ってすぐの事なんですが。助手席のフロアマットが濡れてベチャベチャになったことがあり、雨漏りでもしたのかと思ったら、エアコンの排水管が、本来下を向いているものが上を向いていたため、水が逆流して、助手席の足元に漏れていた、なんてこともありました(笑)

 

エアコン関係では、インパネの吹き出し口の表示に、バックライトがついていないのも不便でした。夜になると真っ暗で、風は今どこから出ているのか、見た目では分からなくなるというシロモノでした。

スペアタイヤについては、グレードによって積載方法が異なり、僕の乗っていたスポーツというグレードは、リアドアの後ろに背負っているタイプのものでしたが、上級グレードのリミテッドでは、フルサイズのものがラゲッジ内にカバーを着けて立てかけてあるという、信じられない積載方法でした(上の画像の感じです)

ドライブフィール

エンジンは4Lの直6。コンパクトなボディに、今では考えられないデカさのエンジンが乗ってました。

燃費はもちろん悪く(笑)カタログ燃費は確か6.1 km /L。

ただ当時のレギュラーガソリン価格は100円/Lを切っていたので、その点は助かりました。

 

ハンドルはふわふわとした感じで、ドイツ車の精密な感じとは対照的。

走りは、アクセルを踏むと「グォー!」と豪快に加速していき、ここに一番アメ車感を感じました。

また、リアサスはリーフリジットのため、ギャップを走ると、リアだけ上下左右にぐらぐら動いて、お世辞にも乗り心地がいいとは言えませんでした。

 

まとめ

色々ネガな部分を書きましたが、それよりも「好きなクルマに乗っている」という満足感が上回り、全てのネガを帳消しにしてくれました。

好きなクルマというのは、運転している時だけでなく、駐車場に停まっているのを眺めているだけでも、所有欲が満たされます。

ドライブが楽しく、雪が降っても安心、満足感でいっぱいの毎日でした。

僕にとってチェロキーは、輸入車へのアレルギーを払拭し、それ以上に、好きなクルマを所有することの満足感を教えてくれた、ある種ターニングポイントになったクルマでした。