僕は、アイドリングストップが苦手です。
自分の意思に反して頻繁にエンジンが動いたり止まったりし、その度に音や振動に晒されるがどうしても好きになれません。
今まで購入したクルマも、乗る度にオフボタンを押して、アイドリングストップしないようにしてました。
でもアウディA3ではずっとオンのまま。
それには大きく2つの理由があるからです。
理由1:音や振動が気にならない!
アイドリングストップから復帰する時、一般的なクルマはセルモーターが回るため、音や振動が結構ありますが、A3は24Vハイブリッドシステムのお陰で、音や振動をそんなに感じません。
軽く「プルン」とエンジンがかかる感じで、アイドリングストップ嫌いの僕でも「これなら大丈夫」と思えるほどです。
また走行中も頻繁にアイドリングストップの状態になるんですが、この時はいつエンジンが止まったのか掛かったのか全くわかりません。
このスムーズな制御には驚かされます。
理由2:アイドリングストップオフにできるのは完全停止した時だけ
先程お話ししたように、A3は走行中でもアイドリングストップします。
停止する前も、先読みで時速20km/h位になるとアイドリングストップします。
また一般的なクルマは、アイドリングストップのオフボタンを押すと、走行中も停止中もエンジンは掛かりっぱなしになりますが、A3はアイドリングストップオフボタンを押していても、走行中はアイドリングストップするようになってます。
ここで重要なのは、減速中に先読みでアイドリングストップするのは止められない という事です。
なのでどういう制御になるかというと
走行中(エンジン掛かっている)→減速中(20km /hでエンジン停止)→停止(エンジン掛かる)
という感じになります。
先読みで既にアイドリングストップしてしまっているのに、完全停止したらまたエンジンが掛かるという、なんともヘンテコなことになるのです。
これは逆にストレスになるので、アイドリングストップをオフにしない方がスッキリします。
今回、理由を2つ挙げましたが、どちらにしろアウディA3のアイドリングストップは、音も振動もほとんどなく、ほぼ気になることはないので、アイドリングストップ嫌いの方にも、一度試乗などで、試して頂けたらと思います。
ちなみに、それでもどうしてもアイドリングストップオフにしたい方は、Sモードで走るとアイドリングストップすることがありませんので、そちらをおすすめします。