先日の助手席インプレッションに引き続き、今回は後席のインプレッションです。
アウディA3が納車されて約7ヶ月。
「そう言えば後席にじっくり乗ったことなかったなぁ」
と思い、先日妻に運転をお任せし、じっくり後席に乗ってみました。
A3はコンパクトカーの部類に属するため「どうせ狭くて、乗り心地も悪いんでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
また後席は、どちらかと言うと、女性や子供が乗る機会が多いのかなとも思います。
それも踏まえて、アウディA3の、僕なりの後席インプレッションをお伝えしたいと思います。
スペースは意外と十分
広さ的には、ゆったりとまではいかないですが、僕的には十分。
前に乗っていた、ゴルフオールトラックとそう変わらない感じです。
膝前には173㎝の僕が座った状態で拳2個くらいの余裕があります。
座面が低いので、少し膝が立った状態になりますが、前席下への足入れ性は良いので、足を投げ出すようにして座れば窮屈な感じもしません。
ただ、座面長が少し短いのが気になります。
僕が座って、座面前端から膝裏の間に指4本入るくらい空いてます。
ゴルフオールトラックは、もう少し長かったと思います。
この点は、背の低い方や子供が座るには、このくらいの座面長の方がいいのかもしれません。
居住性もなかなか良し
適度に囲まれ感があり、僕的には、だだっ広いより落ち着きます。
リアウインドウの後ろに小窓があるのも、開放感につながっています。
ちょうど顔の横にピラーがあるのも、目隠しのような感じになって良いです。
また、ヘッドクリアランスも十分な余裕があります。
残念ながら、リクライニングはしません。
少しでもしてくれると嬉しいのですが。
背もたれの高さは、僕が座った状態で、肩からシートの上端まで拳1個分のくらいの余裕があり、意外とゆったりしています。
ただ、この少し出っぱったヘッドレストは、うちの妻などからは不評です。
妻は身長163㎝ですが、出っ張りがちょうど後頭部に来るため、頭が前に出る姿勢になり、ゆったり座れないとのことです(上げてもなんだか落ち着かないそうです)
173㎝の僕だと、一番低い状態で、ちょうど首当たりの高さになるので、その点は苦になりません。
またアームレストも、パッケージオプションで選ばなかったため、付いていません。
なので当然、トランクスルーもありません。
個人的にトランクスルーは、長尺ものを積むと言うより、移動中に後席からラゲッジの荷物を取り出す際に重宝していたので、ないのは残念ですね。
センタートンネルの張り出しは大きめ
エアコンの吹き出し口がありますが、正直プレミアムコンパクトとは言い難い質感です。
また、アームレストの可動部が剥き出しの状態で、この処理の仕方は美しくなく、アウディらしくないと思います。
USBポートなど僕のは付いていません(半導体不足の影響で、レス仕様は納車が早かったので付けませんでした)
チャイルドシートを固定するISOFIXは、左右蓋付きのものがついてます。
蓋も可動式なので、無くす心配もありません。
乗り心地
乗り心地は意外と快適でした。
やはり背の低い車は、物理的に揺れが少ないので、それも一因かもしれません。
また突き上げ感も、大きな段差を超えた時は感じますが、それ以外はそれほど感じませんでした。
背もたれも大きく、サイドサポートもしっかり体を支えてくれるのも好印象です。
まとめ
今回、じっくりと後席に乗ってみて「意外といいな」と感じました。
確かに「すごく快適〜」とまではいきませんが、必要十分ではあると思います。
アウディA3。
意外とファミリーカーとしても使えるポテンシャルを持っていると思いました。