「輸入車は故障しやすい」
よく聞くこの言葉。
これで輸入車の購入を躊躇している人は、たくさんいると思います。
以前の僕もその一人でした。
そりゃ、普通クルマを買うなんてことは、一生に何度もあることではないですし、値段もウン百万とするものなので、それですぐ故障したなんていったら、たまったもんじゃありません。
そこで僕自信が、今まで輸入車を購入してどうだったかって事を、書き綴ってみたいと思います。
(あくまで個人的な感想なので、参考程度としてください)
今まで僕が所有した輸入車は、
ジープ チェロキー
フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック
アウディ A3
です。
特段輸入車好きって事はなく、その時欲しかったクルマがたまたま輸入車だったって感じです。
チェロキーは今から25年ほど前、そのエクステリアに一目惚れし購入しました。
中古で探していましたが、欲しいグレードのものが無く、それこそ清水の舞台から飛び降りるような気持ちで新車を買いました。
その当時は、今より輸入車は故障しやすいと言われてたので購入はかなり迷いました。
しかもその中でも故障しやすいと言われていた「アメ車」です。
その頃はネットなども無かった時代なので、本を買っていろいろ情報を集めたりもしました。
でも、どうしてもチェロキーが欲しくて、思い切って買ったことを覚えています。
またその当時は、ホンダがチェロキーを売っていたので、それも一つの安心材料でした。
なんとなく、日本のメーカーが扱ってるなら安心みたいな(笑)
結局3〜4年乗り、その後弟に譲ったのですが、弟が手放すまでに大きな故障は無かった記憶があります
次に、8年前に買ったゴルフオールトラック。これも一目惚れ。初めてのドイツ車です。
その頃はもう輸入車か故障しやすいということは、以前ほど聞かれなかったですし、一度輸入車を経験しているので、心理的なハードルもかなり下がっていて、そこまで迷いはありませんでした。
ゴルフも故障知らずで、すごく気に入っていたのですが…
クルマの入れ替えを考えていた7年目の車検直前に、ウォーターポンプの警告が出て交換をしました。
これ、故障と言えば故障かもしれません。ネットで調べたりすると、ゴルフのウィークポイントだとも書いてありました。
でも、7年80000km以上乗ったクルマだから、どこかにガタがきてもおかしくないかなぁって気もします。
故障なのか寿命なのかよくわかりませんが、少なくない出費は痛かったです。
そしてA3。
これはまだ買って1年経っていないので、もちろん故障はしていません。
ナビがフリーズしたりすることはありましたが、走行関係はいたって順調です。
以上が、僕の経験です。
感想としては
「輸入車を買うのはもう懲り懲り」
とは、まったく思いません。
確かに国産車よりデリケートな部分はあるとは思います。
でも買ってみて思ったのは、故障云々よりも「自分が一目惚れした大好きなクルマを所有できた」って満足度の方がずっと大きかったって事です。
クルマは大きな買い物なので、購入するときには、故障やリセール、燃費等色々なことが頭を巡ると思います。
また、予算的なことや家族の意見なども考えなくてはいけません。
僕自信、まだ子どもが小さかった頃には、何も深く考えず、ただ国産のミニバンの中からクルマを選んでいたこともありました。
でも、一度そういう考えを取っ払って、今自分が本当に乗りたいクルマはなんだろう?そのクルマに乗って過ごす毎日はどんなだろう?と想像して、好きなクルマを買うために何かいい方法はないか、と考えてみてもいいのではないかと思います。