CROWN CROSSDVER RS "LANDSCAPE"
実車、見てきました。
今までクラウンといえば「落ち着いた大人のセダン」と言うイメージでしたが、現行モデルになってガラッとイメージチェンジしてきました。
その中でもクロスオーバーは、シルエットはセダンに近い感じを残しながらも、どことなくラフででカジュアルな感じがする1台。
その「ラフでカジュアルな感じ」に、さらにアウトドアのテイストを加えたのが、今回見てきた「ランドスケープ」です。
「意外とかっこいい!」
失礼ながら、クラウンにアウトドアテイストを足してどうなんだろうと思ってましたが、実際見てみると、これがかっこいいんです。
「いつもスーツを着ている人が、私服姿も意外とかっこよかった」って感じです。
ボディカラーは今のところ、ブラック×アーバンカーキの1種類のみのようなので、好みは分かれると思いますが、実物を見ても違和感もなく、なかなかいい色でした。
フェンダー辺りも、ゴツくてマッチョな感じ。
赤いマッドガードもいいアクセントになっています。
最低地上高もベース車+25mmの170mm。多少のラフロードなら、余裕を持って走れそうです。
全天候に対応する、オールテレインタイヤ。
フェンダーモールはランドスケープ専用。
「GORI GORI BLACK」と言う、艶を抑えた凹凸のある塗装。
手仕事で丁寧に塗り上げているとの事。
インテリアは、ベース車とほぼ同じ。
助手席側のダッシュボードには「LANDSCAPE」のロゴ入り。
ドア内側。
クラウンらしく、後席から助手席を操作できるボタンがついてます。
今回、自分的にトピックは、後席がすごく快適だったこと。スペース的にも十分で、座り心地も良く「さすがクラウン!」と言った感じ。
これなら、長距離移動も苦にならないと思いました。
トランクルームにはアウトドアで使う道具たちが。
遊び心をくすぐられます。
そして、なんとトーイングヒッチまで付いています!
750㎏まで牽引可能とのこと。
ルーフラックもなかなか似合ってました。
いかがでしたか?
今回、ランドスケープの実物を初めて見たのですが、素直にかっこいいなと感じました。
でも中には「こんなのクラウンじゃない」とか「以前のクラウンの方が良かった」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。僕自身も、今のクラウンが出る前に「次期クラウンはSUVになるかも」って話を聞いた時には、強烈な違和感を覚えました。
しかし、もしかしたらそれは「思考が凝り固まってしまってる」状態なのかもしれません。
まだ少し、心のどこかに「クラウンとは正統派のセダンだ」と言う気持ちも無いとは言い切れませんが、このランドスケープも今の時代の感覚で再定義されたクラウン。
こういう、新しいもの、今までとは変わったものを受け入れて楽しめる心の余裕を持つためにも、日々色々なものに触れて、思考のストレッチをしていきたいなあと感じました。